特集Data Recovery by Linux
- Linuxで起動不能PCのデータ復旧! -
突然、Windowsが正常起動しなくなってしまった場合、中に入っているデータだけでも取り出したいと言う事があります。
HDDに物理的障害が発生した場合は、データ復旧業者に任せるしかありません。しかし、Windows起動ファイルが壊れて起動しない等の論理障害であれば、
比較的に軽度の障害のため、データを取り出せる可能性は高いです。
データの復旧方法としては、パソコンからHDDを取り外して他のパソコンにつなぐと言う方法があります。一番、手っ取り早い方法
ですが、パソコンの構造によりHDDの取り外しが困難な場合があります。またHDDは衝撃や静電気に弱く、壊れやすいので取り扱いに注意が必要です。
もうひとつの方法は、市販のデータ復旧ソフトを使って取り出す方法です。この方法の場合、HDDを取り外したりする必要がないのですが、復旧ソフトを
購入する必要があります。価格も7000円以上はするでしょう。高価なデータ復旧ソフトを購入したのに、実際には復旧できなかったと言うことが無いよう、
最近は無料お試し版がネットからダウンロードできます。お試し版は、復旧できるかどうか確認するだけですから、復旧できることが確認できてから購入
と言うことになります。
自力で何とかしたいと言う場合にお勧めなのは、CDやDVD起動可能なLinuxを作成することです。
いざと言うときのために、前もって作成しておくことをお勧めします。パソコンにCDやDVDドライブがあるなら、LinuxをCDかDVD
で作成します。CDやDVDドライブがないタイプのパソコンであれば、LinuxをUSBフラッシュメモリーにインストールします。
作成方法は、以下のリンクを参考にしてください。 ・Linux版起動メディアの作成(CD/DVD/USB) ・Linuxでデータ復旧 |