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ネットワーク設定

固定IP設定

ネットワーク設定を有効にする方法

- ネットワーク設定 -

インストール直後はルータからネットワークアドレスが自動で割り当てられています。 サーバのIPアドレスを固定にします。IPアドレスは基本的に、他のローカルネットワークのパソコンと重複 していなければ、任意で設定します。本サイトはサーバローカルIPアドレスを192.168.0.10にしています。 ネットワーク接続に関する設定ファイルは/etc/sysconfig/network-scripts/ディレクトリ内のifcfg-p2p1 です。ネットワーク接続できるようにifcfg-p2p1をviエディタで編集・保存します。(ifcfg-p2p1のp2p1は環境によって違います。自分の環境に合わせてください)

初めての設定なので、念のためディレクト構成を説明します。rootディレクトリ(管理者権限でログインした状態) からetcフォルダに入るとsysconfigフォルダがあります。sysconfigの中にnetwork-scriptsフォルダがあり、その中にお目当てのifcfg-xxxxファイルがあります。

まずは root でログインするところから始めます。もうすでにログインしている場合は、無視してください。 
hoge123 login: root
Password: ←　rootのパスワードを入力します。(入力中、何も表示されません)
[root@hoge123 ~]# ←　root権限のある状態です。


- 固定IP設定 -

viエディタを使い、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p2p1を下記内容に編集・保存してください。
(ifcfg-p2p1の値は環境によって違います)
※サーバ及びルータのIPアドレスは、ご自分の環境に合わせて設定してください。
      
[root@hoge123 ~]# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p2p1 

下記の通り、編集・追記します。赤文字の部分はコメントですので、記載しないでください。
エラーの原因になります。

UUID="4cba770e-364a-4538-98c7-4b5996b08870"
NM_CONTROLLED="yes"
HWADDR="00:16:41:3F:B5:DD"
BOOTPROTO="none"
DEVICE="p2p1"
ONBOOT="yes"
IPADDR=192.168.0.10 ←　サーバのIPアドレスです。
NETMASK=255.255.255.0
TYPE=Ethernet
GATEWAY=192.168.0.1 ←　ルータのIPアドレスです。
DNS1=192.168.0.1 ←　ルータのIPアドレスです。
IPV6INIT=no
USERCTL=no
PREFIX=24


- ネットワーク設定を有効にする方法 -

変更内容を反映させるために、ネットワークを再起動します。 
          
[root@hoge123 ~]# systemctl disable NetworkManager.service ←　ネットワークを再起動します。
[root@hoge123 ~]# service network restart 
[root@hoge123 ~]# chkconfig network on
[root@hoge123 ~]# ifconfig

サーバのIPアドレスが192.168.0.10に固定されました。

lo: flags=73<UP,LOOPBACK,RUNNING>  mtu 16436
        inet 127.0.0.1  netmask 255.0.0.0
        inet6 ::1  prefixlen 128  scopeid 0x10
        loop  txqueuelen 0  (Local Loopback)
        RX packets 2409  bytes 242186 (236.5 KiB)
        RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
        TX packets 2409  bytes 242186 (236.5 KiB)
        TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0

p2p1: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
        inet 192.168.0.10  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.0.255
        inet6 2001:a543:4015:0:216:41ff:fe3f:b5dd  prefixlen 64  scopeid 0x0<global>
        inet6 fe80::216:41ff:fe3f:b5dd  prefixlen 64  scopeid 0x20<link>
        ether 00:16:41:3f:b5:dd  txqueuelen 1000  (Ethernet)
        RX packets 420356  bytes 397888706 (379.4 MiB)
        RX errors 0  dropped 4  overruns 0  frame 0
        TX packets 212758  bytes 23678202 (22.5 MiB)
        TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0
        device interrupt 17


ここまで設定が完了していれば、サーバのネットワーク構成は以下の通りになります。

IP Adress : 192.168.0.10
GATEWAY : 192.168.0.1
DNS : 192.168.0.1
これでサーバはローカルのネットワーク及び、外部WAN側と固定IPアドレスで通信が可能になります。

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