多機能な軽量ディストリビューションPuppy Linux
ファイル共有 プリンター接続 |
- ファイル共有 -
自宅でファイルサーバーを構築していたり、Windowsパソコンでファイル共有設定がされていれば、Puppy Linuxからアクセス可能です。 Puppy Linuxはローカルネットワークに接続できている事が前提条件です。
「メニュー」、「ネットワーク」、「Pnethood Samba共有」の順に選択します。自動検索してホスト名が表示されます。今回のサンプル例ではSOLTEKがWindowsのファイル共有、MYSERVERは Linuxのファイルサーバです。アクセスしたいホストをクリックします。Windowsパソコンの設定は、アクセス 制限をしない設定にしました。その場合、「接続」、「参照」の順にクリックするだけです。
Windows側で共有設定してあるフォルダーが表示されました。
MYSERVERはアクセス制限しています。「接続」ボタンを押してもアクセスできません。
「ユーザー名」、「パスワード」を入力、「接続」、「参照」の順にクリックします。
ファイルサーバの共有ディレクトリが表示されました。
Puppy Linux側のファイルを、共有フォルダーに移動、コピーする場合、Puppy側のファイルをCtrlキー を押したまま選択してから、共有フォルダーにドラッグします。「移動」、「コピー」のいづれかを 選択します。
コピー中の表示です。共有フォルダー側からコピーする場合、逆の操作をします。
- プリンター接続 -
プリンターをWindowsパソコンに接続して共有設定にしてある場合、Puppy Linuxからそのプリンターを使用して印刷できます。基本的には
Linux対応プリンター(Epson、Canon等)であれば動作します。Linux非対応のプリンターでも動作する場合があります。
現在、手元にMinolta製PagePro1400Wがあり、これで設定をした例を記述します。
残念ながら設定はうまく行ったのですが、プリンタの
該当する型番がなかったためか、正常に印刷は出来ませんでした。設定内容だけでも参考にしてください。
「Yes」をクリックします。
別のWindowが出るまで、30秒程度待ちます。
「管理」をクリックします。
「プリンタ追加」をクリックします。
「名前」にプリンタ名を入れます。(任意名で構いません)
「継続」をクリックします。
「Windows Printer via SAMBA」を選択します。Puppy LinuxにUSBプリンターを直接接続している場合は 「USB Printer #1」を選択します。
「次へ」をクリックします。
「継続」をクリックします。
「smb://hp2/KONICAMI」と入力して、「次へ」をクリックします。(環境により違います。プリンターを接続している パソコンのホスト名、プリンタ共有名を入力します。smb://ホスト名/プリンタ共有名)
「継続」をクリックします。
リスト一覧から、プリンターメーカーを選択して、「次へ」をクリックします。
該当する型番がない場合、似通った型番を選択すれば動作する可能性があります。ここでは 「Minolta PagePro 1100」を選択しました。
プリンタ追加完了です。「minolta」をクリックします。
「プリンタの状態」がアイドル、ジョブ受付になっていれば、設定は完了しています。「テストページ印刷」をクリックして、テスト印刷します。
テスト印刷処理中の画面です。該当機種がないためか、テスト印刷は失敗です。